テールランプLED化 〜その1

テールランプをLED化しようという企画です。

テールランプのラインから電源を横取りしてETCとLEDイルミを取り付けようと思っているので、 テールランプで消費する電流を下げておこうと思いましてw ETCもLEDイルミも対して電流は食いませんが いかんせんバイクのバッテリーは小さいので少しは気にしておこうかと(;;´ー`)y-~~

標準のランプはストップ/テール=23W/8Wのフィラメントが2つあるものが使われています。つまり8Wは常時消費していることになります。 次にETCの消費電流ですけど正確には知りませんがネットで検索したところ待機時に200mA程度のようです。さらにLEDイルミで300mAくらい使用予定。 つまり W=14V×0.5A=7W ということで、常時点灯のテールランプの消費電力が2倍くらいになる計算なわけです。 ・・・だからどうしたってくらいの電力ですけど気分の問題ですwww
テールランプのカバーは両サイド2箇所のネジでとまっているだけなので簡単に外れます。

カバーは意外と劣化していませんでした。94年式なのにすごいなぁ・・・以前乗っていたホーネットのカバーは劣化でヒビが入りまくってましたがw
今回使用するLEDは赤色LEDと白色LEDです。(画像は関係ないFluxLEDも写ってますがw)

標準のテールランプは透明なバルブを使用してナンバー灯とストップ/テールランプを兼用していますが、 LEDだとそこまで光を広げることができないのでそれぞれを個別に取り付ける必要があります。

ちなみにLEDはいつも『LED PARADISE』さんで購入しています。 日亜化学などの高性能なLEDはもちろん、中国などで買い付けてきている単価が安い商品も魅力です。 私は趣味でいじってるだけで、本気で電装メーカー並みの品質を達成する必要なんて感じていませんので安いので十分w 品揃えが非常に豊富で車やバイクのLED工作に必要なものはすべてここでそろいます。
今回の回路図です。赤色LEDはストップ/テールランプ用で、LED化したことがわかるようにあえてつぶつぶがわかるよう狭角LEDを使用しています。 白色LEDはナンバー灯用で広角のものを使っています。
ストップランプとテールランプは同じLEDに流す電流を変えることで明るさを変えていますので、それぞれ明るさに応じた抵抗を使用します。 計算の仕方を知らない方もいるかもしれないので計算例を示しておきます。

赤色LED5個セットが4本あり抵抗もその本数ありますが無視して一本で考えてください。合成抵抗を考えてみれば分かりますが等価になります。
まず、ストップランプの場合を考えて見ましょう。STOP端子に14.4Vがかかります。ここで、LEDのVfは1.8V〜2.2Vのばらつきを持っていますが最大の電流が流れる場合を想定して1.8Vで計算します。 すると電流制限抵抗の両端には14.4V-(1.8V×5個)=5.4Vかかります。LEDのIfは30mAとなっていますので、30mAを流せるように電流制限抵抗を決めてあげればいいのです。
V = RI を変形して R = V/I = 5.4V/0.03A = 180Ω

スペースがないのでここで終わりにしちゃいますが、分からなければBBSにでも質問してくださいw
手持ちの部品の関係でLEDの数は決まってしまっているのでどのように配置するかを検討します。

まぁ、こんな感じですかねぇw
LEDの配置の検討ができたのでテールランプカバーに収まるように基板をイトノコで切って行きます。

ちなみにバイクは振動があるので割れ難いガラスエポキシ(ガラエポ)基板がお勧めです。 要はガラス繊維をエポキシ接着剤で固めてあるので車とかのエアロのFRPみたいなもんですw
テールランプカバーのネジが通る突起のキリカキもイトノコとヤスリで仕上げます。

で、この状態が基板の裏側になるんですが、LEDを挿す穴があとで分かるように基板に傷をつけておきます。 何のためかというと・・・
基板の表面に反射板としてメッキシールを貼るためです。このシートは透明なフィルムの間にアルミを挟んであるようなので 普通にLEDを差し込むと足がショートしてしまいます。
なのでさっきの基板につけた傷を頼りに、このようにLEDを挿す穴を裏から針でぷすぷすさします。
そして今度は表面からさっき針でぷすぷすあけた穴を頼りにシートを切り取ります。どうせLEDを挿すと隠れちゃうので適当でOKw

長くなってきたので続く・・・

    inserted by FC2 system